こんにちは!

「一日一笑」「なんくるないさ」がモットーのreyです。
今回もお付き合いのほどよろしくお願いします。
最近見た映画で、家族について考えさせられた物語がありました。
国も環境や生活スタイルなど違うところは多々ありますが、同じ親として見終わった後に凄く考えさせられました。
それでは、紹介をしていきます。
作品情報
今回紹介する映画はこれだ。
オーストラリアで制作されたこの作品は、インドで生まれた少年が迷子になりその後オーストラリアの養父母の元へ養子に出され、成長して自身に大切な人が出来て本当の家族を探し出す物語です。
あらすじ
オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった“ただいま”を伝えるため、彼は遂に決意する。「家を探し出す―」と。(C) 2016 Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
引用:Amazonプライム
あらすじは、簡単にAmazonプライムから引用させていただきました。
感想
僅か5歳で家族と離れ離れになり、幼い記憶を頼りにインドの家族を探すのは本当に大変な事だったと思います。
グーグルアースが、何回も登場して彼の捜索を手助けします。グーグルアースを私はあまり使ったことがないのですが、あまり知らないものの使い方をみるのは凄く面白かったです。(あっ、作品とは関係なしにですよww)
グーグルアースと当時の記憶を駆使してインドの家族を探しますが、迷子になったのは5歳のころなので曖昧な部分も多かったと思います。
それに、彼を養子に向かえて大切に育ててくれた両親にも罪悪感を感じてしまうなど、とにかく主人公が優しい。
おそらく、主人公の中にずっとインドの家族が気になっていて、自分の人生を歩む中で大切な人が出来た時に今の自分は本当の自分じゃないって思ったんだと思う。
だから、今が幸せであればあるほど彼の中で疑念が生まれていったんだと思いました。疑念が、インドで帰りを25年も待ってる家族を探し出すための原動力にもなったんだけど…
我が子がある日突然、家に帰ってこなくなるなんて想像もしたくない。
今ある娘との生活は、かけがえのないものなんだって改めて思いました。それと同時に、自分が養子を迎えることがあったら「自分のルーツ」を知りたいって言われたら応援したいなとも思いました。
「自分のルーツ」は、娘も探したいって思うかもしれません。その時は、どんな結果になっても応援してあげたいと娘を産むことを決意した時から変わっていないんですけどね。

この作品は、Amazonプライムでも視聴ができます。
この作品から学んだこと
この作品では、3つの問題提起がなされていると思いました。
- 養護施設
- 子供の労働
- 交通整備
映画を見た人、それぞれに考えてほしいという監督からのメッセージが組み込まれているのかもしれないと感じました。
1.養護施設
作中に、インドの養護施設がでてきます。養護施設には、多くの子供がいて生活を共にしていますが、とある晩に1人の子供が看守に連れていかれます。
「すぐ戻って来いよ」
と、言う言葉と共にそれ以上は描かれていませんが、性的虐待じゃないかと私は思っています。その事がきっかけで精神を病んでしまった子が、主人公の兄弟のような子じゃないかな~
養護施設に主人公より前からいる女の子は「ここは最悪な場所」と表現しています。
オーストラリアの養父母に引き取られなかったら、主人公はどうなっていたかわからないです。おそらく、今の幸せな生活は送れていなかったでしょう。
養護施設から退所して、大人になることもなかったかもしれません。
2.子供の労働
主人公一家(インド)は、お父さんがいなくて「お母さん・兄・主人公・妹」の4人家族。
お兄さんと主人公は、お母さんの仕事の手伝いをするのが日常でした。主人公が住んでいた地域では、踏切もなにも整備されていないので危険です。
でも、子供が働かなくてもよかったら彼の人生は変わっていたと思います。
3.交通整備
電車の線路に誰でも出入りできるので、電車で引かれて亡くなる方も多いのだと思います。
今回の主人公のように、電車へ間違って乗り込みそのままいなくなってしまう子供も多いです。
まとめ
今回、紹介した「LION~25年目のただいま~」で問題提起されているのは、記事内で紹介した以上あります。
作品から他に提起されている問題について、一緒に視聴した方と話してみることが解決への一歩になるかもしれません。
私は日本で生活しているので、日本って安全なんだなと改めて思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね~(*'▽')
