もう、何歳だったか定かでは無いけどたまに思い出す記憶達。
思い出しては、問いかけてる….答えのない問いかけ
家族でお鍋を囲んでいたら急にお父さんにお前たちは上(3階)に上がってなさいと言われた。
私は食べるのが遅くてまだ食べたかったし、「え?」って言ってた。
お姉ちゃんが、お父さんの剣幕で「いいからRey行こう」って手を引っ張ってくれて部屋を後にした。
3階に上がろうとしたら、お父さんの怒鳴り声が聞こえてきた。
お母さんも何か言い返してたっぽかったけど、泣いてるみたいだった
お姉ちゃんとこっそり覗いたら、お父さんがお母さんに向かってポン酢がはいった器を投げてた。
それからは、部屋の壁にはポン酢が飛び散った跡がずっと残ってた
居間だから、家の中で一番居る部屋なんだけどそれ以来、心の中でもやもやしながら過ごす部屋になった。
その後から、お母さんのカミソリで指を切って血文字を書いたり自分の事を嫌いになったり、人を信じるのが怖くなったり、他にも色々負の感情が湧いてきて度々一人でふさぎ込んでいた
誰にも気づかれないように
けど、気づいてほしかったけどwwwww
お父さんが、お母さんに怒鳴る原因は私がその日の怖かった出来事を言ったからだし、余計責めてたんだと思う
だって、車に引かれそうになったし怖かったから
聞いてほしかったんだと思う
その日は、朝早くからお母さんとお姉ちゃんとお出かけ
絵本の有名なお話の着ぐるみショーをた特別な日なんだけど….
何回も行ったことがある観劇。
市民会館に着いて、受付の人とお母さんが話してて、お母さんにお姉ちゃんと2人でお使いを頼まれて、近くのコンビニに行った帰り
信号付きの交差点、横断歩道の信号が青に変わるのを待ってた
同じく信号待ちをしていたおばちゃんに「おつかい?….」って聞かれて、軽くお喋りしてたら信号が青に変わって、お姉ちゃんと信号を渡り始めたけど
一緒に待ってたはずのおばちゃんもおじちゃんも、反対側の人も歩いてこなくて何か異様で、怖がりの私はお姉ちゃんに聞いてた
「皆、こないねぇ」
「お母さんが待ってるから、早く行かないと」
とかお姉ちゃんと手をつないでいたんだけど、横断歩道がいつもより長く感じて時間もゆっくり感じてきて、おばちゃんもおじちゃんも何か言ってるんだけど聞こえなくて、お姉ちゃんの声しか聞こえなくて、おかしいって思って何言ってるのか聞きたい!!って強く思ったら
すーっごく遠くから聞こえてきて、おばちゃんもおじちゃんも時より悲鳴言ってて、何かわからなかったけど横断歩道上でお姉ちゃんを引っ張っては怒られってしてたら、おばちゃんとおじちゃんがめちゃくちゃ大きな声で「危ない!」「お願い止まって!」って聞こえた。
耳を疑ったけど、お姉ちゃんが死ぬのは嫌だったから自分はどうなってもいいからって思って、お姉ちゃんの繋いでいる手を力いっぱい引いた
その瞬間、目の前を猛スピードの黒い車が横切っていた。
車が信号無視の暴走車。
おばちゃんもおじちゃんも安堵してて、おばちゃんは半泣きで声をかけられた
お姉ちゃんとお母さんの所に無事戻れて観劇みて帰った。
お姉ちゃんに内緒って言われていたのかもしれないけど、覚えてなくて….
それから、ずっと時々考える。
せっかく、生かされた命だけどその後の事を考えたらあの時に私は本当は死ぬべきだったんじゃないかなって….
きっとそんな事ないって思いながらいるけど
もしも、あの時死んでいた時の世界を見れるなら見てみたい
お母さんの人生や、お父さんの人生、お姉ちゃんの人生を
あの時、死んでいないから娘が産まれて、今があるんだけど
誰かに対して、気持ちの面とかで自分の気持ちを押し殺してることは多くて
自分が我慢すればいいことは、相手に言わずにとことん我慢して
しんどくなることの方が多いけど、伝え方がわからない
いくらでも人前では仮面を被れる。
仮面を被ったままで、自分を潰して生きてきた
そしたら、怒り方がわからなくなって、子供に対して怒り方がわかんなくて
叫ぶことしか出来ない。
本当は、人付き合いもわかんなくて
このままじゃだめだって思って、自分を出してみたら何か変わった、付き合いづらいだとか色々あって、結局最後にはさよならで
本当笑えるし、結局自分の中身が空っぽってことに気付く
何にもないなぁ~wwwww